お花を育てていると、スペースの関係で種を蒔ききれなくて困ったり、花の種を取ったのはいいけど、どうやって保存したらいいのか分からないってことはありませんか?
そこで今回は、花の種の保存方法と失敗しないためのポイントについてお話していきたいと思います。
花の種を保存する時のポイント
花の種を保存する上で、ポイントになるのは次の4つです。
- 紫外線
- 湿気
- 酸素
- 高温
上記4つはどれも種を保存する上で、避けておきたいポイント、つまり種が悪くなってしまう原因となりうるものなんです。
花の種の保存方法
それでは、先程確認したポイントを避けるための環境を作りながら、種を保存する方法をお伝えしていきます。
花の種を保存する場合の注意点
ジップロックの中の乾燥剤を交換する
保存している間に、袋の中の湿気を吸っていることがあります。
そのため、定期的に新しいものと交換しておく必要があります。
シリカゲルや乾燥剤が湿気を吸った目印は種類によって異なりますが、一般的に以下のようなタイミングで交換しましょう。
- シリカゲル(粒状で青い粒が所々入っているもの)→青い粒がピンクに変わったら
- 生石灰(せんべい等によく入っているもの)→パンパンに膨らんだら
複数の種を保存する場合はまとめてジップロックへ
いくつかの種を保存したい場合は、ひとつずつジップロックに入れてしまうと、冷蔵庫のスペースを取ってしまうので、複数の種の袋をまとめてジップロックに入れてしまってもOK!
冷蔵庫の中でバラバラになってしまうこともなく、探しやすくなるメリットもあります。
冷蔵庫内の保存する場所にも注意
冷蔵庫内は低い温度で保たれていますが、扉の開け閉めを行うことで、庫内の温度は変化します。
種は温度変化も苦手なため、扉部分にあるポケットなどには置かないようにしましょう。
ジップロックから一部の種を取り出したいときも、素早くとりだし、再度密封したらすぐに冷蔵庫に戻しておきましょう。
使う前は室温に戻す
冷蔵庫から取り出してすぐに袋を開けてしまうと、種が結露してしまう可能性があります。
そのため、ジップロックから取り出した後は室温にもどるまで放置して、その後種の袋を開けるようにしましょう。
正しい保存方法で余った種も有効に活用
今までは余った種を捨ててしまっていたという方も、上記の方法で次の種まきの時に使ってあげてくださいね!
咲いたお花の保存方法については、以下のページでご紹介しています。
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