桜の花は淡いピンク色で花びらも薄く、品があるため、女性に人気のお花です。
そんな好きな桜の花を使って、そのままアクセサリーにできたら、とっても素敵ですよね。

今回は、桜の花を使ってレジンアクセサリーにする方法をご紹介します。
ステップ1:桜の押し花を作る

桜をレジンで固めるためには、まずは桜の押し花を作り、保存出来る状態、加工しやすい状態にしておく必要があります。
桜の押し花の作り方
桜の押し花といっても、作る方法はいくつかありますので、自分のやりやすい方法で試してみてください。
作業している過程で変色する可能性もありますので、桜の花は多めに用意しておくと安心です。
本に挟んで押し花にする

昔ならではの方法ですが、誰でも簡単にできるので、はじめての方にもおすすめです。
▼必要なもの
- 桜の花
- 新聞紙
- ティッシュペーパー
- 重石になるようなもの(5~10kg程度)
- 桜の花をティッシュペーパーで挟む。
- 1を新聞紙で挟む。
- その上から重石をする。
- その後は、新聞紙が水分を吸っていたら新聞紙のみ取り替えておく。
- 1週間程度で完成です!

重石は辞書のような平らになっているものが好ましいです。
(ちなみに広辞苑の重さは約3kg程度あるようです!)
アイロンを使って押し花にする

手軽にできるので、すぐに押し花にしたい時にオススメです。
ただし、焦げてしまって変色する可能性があるので、低温のアイロンで少しずつ水分を飛ばすのがポイントです!
▼必要なもの
- 桜の花
- 新聞紙
- ティッシュペーパー
- 衣類用アイロン
- 新聞紙(下に熱が伝わらないように厚くする)の上にティッシュペーパーを広げ、桜の花を並べる。
- その上からティッシュペーパーを重ねる。
- 低温で温めたアイロンで、30秒ほどそのままにして水分を飛ばす。
- 一度、そのまま粗熱を飛ばしたら、10秒ずつ様子を見ながらアイロンをあてていきます。
- 4の作業を繰り返しながら、ピンセットで持ち上げられるほど乾燥すれば、完成です。
ステップ2: 桜の花を使ってレジンアクセサリーを作る
ステップ1で桜の押し花が準備できたので、いよいよレジンアクセサリーを作っていきます。
レジンアクセサリーを作る上で必要になるのが以下の道具です。
- UVレジン液
- UVライト(太陽光でも可能)

手芸店や通販サイトで手に入ります。
UVレジン液は100均でも売られているので、試しに使って見たい方は100均で試してみてもいいかもしれません。
レジンアクセサリーにも色々とありますが、今回は初心者でも簡単にできる、フレーム枠(空枠)を使ってキーチェーンにする方法をご紹介します。
空枠を使って桜の花のレジンアクセサリーを作る方法
空枠というのはフレームの中でも底のない枠で、レジン特有の透明感を活かすことができます。
100均でも購入することができるので、初心者の方にもオススメです。

完成したレジンのカン(小さい丸になっている部分)にチェーンを通して、キーチェーン(キーホルダー)にしていきます。
▼必要なもの
- 空枠(100均などで入手可能)
- 桜の花びら(押し花)
- UVレジン液
- UVライト
- 細筆(ネイル用の筆など。シリコン筆だと手入れがしやすいです。)
- つまようじ
- ピンセット
- マスキングテープ(クリアファイルなどの平らなものでも可)
- チェーンなど空枠のカンに取り付けられるもの
- 空枠の裏にマスキングテープを貼り、レジンを入れるための底を作ります。
- そこに1mmほどUVレジン液を入れて、つまようじで平らにならします。
- UVライトに照射して硬化させます。 【硬化1回目】
- その上からさらにUVレジン液を入れて、つまようじでならし、その上からピンセットなどで桜の花をそっと乗せます。
- 好みの配置になったら、桜の花の上から筆で薄くUVをレジン液を塗り、UVライトに入れて硬化します。 【硬化2回目】
- このタイミングで底に貼り付けていたマスキングテープをそっと外します。
- 枠のフチまでUVレジン液をいれて、表面をつまようじでならし、UVライトで硬化します。 【硬化3回目】
- 最後に裏面の部分が曇っているので、筆でUVレジン液を薄く塗り、透明感を出します。
- 裏面を硬化します。
- きちんと硬化されているのが確認できればレジン部分は完成です。
- カンにチェーンを取り付ければ「キーチェーン」として完成です!

作業中、レジンの中に気泡を見つけたら、つまようじで優しく潰してみてください。
今回は桜の花だけを使ったアクセサリーを作りましたが、レジンは層を重ねることで奥行きも出せるという特徴があるので、先程の手順の桜の花を乗せる前に、
- キラキラしたパウダーやガラスフレークなどのパーツを置く。
- レジン液を入れて硬化させる。
- レジン液を入れて、桜の花を乗せる。
というようにするだけで、桜の花の後ろにパーツがあるので、華やかさと奥行きを演出することができます。

ちなみにそのようなパーツも100均などで手に入るので、気になった方はお好みのパーツを探してみてくださいね。
さいごに
今回は、桜の花を使ったレジンアクセサリーの作り方をご紹介しましたが、 もちろん押し花のまま写真立てなどに入れて飾って楽しんでもOK!
アクセサリーにすると外出先でも楽しめるので、あなたの好きな方法で桜の花を身近に感じてみてください。
春にしか見ることのできない桜の花を、いつでも楽しめるレジンアクセサリー。
春に始めるハンドメイドにいかがですか。
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